OMソーラーの家「Aiba Style」:快適空間の法則
2023-06-28T10:26:46+09:00
tokyomachiya
大きな暮らしができる小さなOMソーラーの家をつくる
Excite Blog
小さな家の玄関をすっきりさせる工夫
http://tokyomachi.exblog.jp/33320164/
2023-06-28T10:26:00+09:00
2023-06-28T10:26:46+09:00
2023-06-28T10:26:46+09:00
tokyomachiya
快適空間の法則
小泉誠さんが設計した小住宅には、玄関にトイレがあることが多いです。写真の住宅では玄関に入った正面にトイレがあります。え、どこにあるの?って思いませんか。じつは正面の左半分がトイレの引き戸になっています。引き戸の半分に鏡を貼り、入口の建具と思わせない幅に見せてカモフラージュ。トイレのドアとしてのアンダーカットや小窓というアイコンを付けなければ誰も気づきません。玄関にお客様がみえている時は待機しなければなりませんが、そんな偶然はあまりありません。
そして小さな玄関廻りをすっきりと見せるために、左側にバギーやゴルフバッグ、スケボーやバットや長靴などが収納できるクローゼットが設計されています。モノや靴を置かないから、こんなに小さな玄関でも気持ち良く使えます。
建築の常識に囚われない工夫を満載して、『心地よさをつくるインテリアデザイン』セミナーを6月29日ウエビナーで開催します。
参加費無料で要申し込み(先着500名)。
https://omsolar.jp/seminar/detail.php?id=6733...
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風が抜ける窓辺の心地よさを活用
http://tokyomachi.exblog.jp/33313829/
2023-06-26T07:00:00+09:00
2023-06-23T14:02:01+09:00
2023-06-23T14:00:58+09:00
tokyomachiya
快適空間の法則
畳の部屋の肘掛け窓に腰掛けて風にあたりながら、読書したりギターを弾いたり、ただボ~ッと外を眺めていたり、気持ち良かったですね。最近の洋間中心のライフスタイルで、こんな素敵な生活習慣もなくなってきました。
小泉誠さんは、こんな文化を復活させたいと『窓ベンチ』を考案しました。ここに腰掛けながら、素敵な時間を過ごしてみませんか。本を読むときは照明も灯ります。
こんな窓ベンチをご覧になりたい方は、こちらからYouTubeでご覧ください。なるほど!って思った方は、小泉さんが空間づくで考えることを聴いてみませんか?先着500名まで参加費無料でZOOMで受講できます。定員までお申し込みを受け付けています。
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エアコンだって隠して欲しい
http://tokyomachi.exblog.jp/33313790/
2023-06-25T07:00:00+09:00
2023-06-23T13:42:20+09:00
2023-06-23T13:38:00+09:00
tokyomachiya
快適空間の法則
室内の気候調整に必需品となったエアコン。
その姿は、せっかく整えた室内空間に違和感が生まれます。
そんな時に家具の中に隠したら、部屋もすっきりします。
ここまでなら多くに人が実行していますね。
この格子の隙間からちらちら見え隠れする
エアコン本体が気になります。
小泉誠さんは、見えても見えなかったことにする
日本の黒子文化を思いつきます。
棚の中を黒く塗り、エアコン本体まで黒く塗るのは監督の仕事。
写真の都合上、ちょっとエアコンが反射して観えますが、
黒子の世界です。
気を付けなくてはいけないのがショートサーキットの問題。
つまりエアコンの冷気や暖気が棚内に溜まり、
エアコンのセンサーを誤作動させてしまいます。
昔はセンサーを外して棚外に出すことで防止できましたが、
最近の製品は製造合理化で本体と一体になっています。
そんな時は、冷暖気が速やかに棚外に放出できるように、
風の滑り台を着けて防止します。
ここを対策しておかないと、まだ寒いのに、まだ暑いのに、
エアコンは運転を停止してしまいます。
こういうリスクを回避する対策もしっかり考える
小泉誠さんのデザインは凄い!
どうですか?
全くエアコンの存在を意識させずに、
気持ち良い室内気候を調整してくれます。
人が心地よく過ごすために何が必要か?
暮らしに向き合い考えることがデザイン。
こんな小泉さんのインテリアの裏技満載の『心地よさをつくるインテリアデザイン』セミナーを6月29日ウエビナーで開催します。
参加費無料で要申し込み(先着500名)。
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階段の柱をやめてみませんか
http://tokyomachi.exblog.jp/33313650/
2023-06-23T12:23:00+09:00
2023-06-23T12:23:45+09:00
2023-06-23T12:23:45+09:00
tokyomachiya
快適空間の法則
小泉誠さんがデザインした階段は30mmのランバーコアを立てて、一部繰り抜いたら見た目もすっきり、スマートな手摺になります。
2階に上がった廊下も30mmのJパネルを梁に留めたら、こんなに薄くなるから廊下が広く使える。何なら収納壁を廊下に押し出して部屋を広く使う事もできる。
こんな小泉さんのインテリアの裏技満載の『心地よさをつくるインテリアデザイン』セミナーを6月29日ウエビナーで開催します。
参加費無料で要申し込み(先着500名)。
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建具の存在感を消す手法
http://tokyomachi.exblog.jp/33313466/
2023-06-23T09:54:00+09:00
2023-06-23T09:54:05+09:00
2023-06-23T09:49:00+09:00
tokyomachiya
快適空間の法則
階段と廊下の間の手摺から続くトイレの引き戸、そして寝室のドアまで、ずっと連続でJパネルで仕上げちゃいます。建具(引き戸・開き戸)もJパネル?って思う方もいらっしゃいますが、「安心してください、はいってますよ!」フラッシュや框戸でつくると色味や木目が変わるし、経年変化が違うので違和感が生まれる。建具の存在を目立たせない工夫です。
トイレの引き戸は三層になったJパネルの1層分を落として実(さね)をつくり光が漏れないようにする芸の細かさも忘れない。
こんな小泉さんのインテリアの裏技満載の『心地よさをつくるインテリアデザイン』セミナーを6月29日ウエビナーで開催します。
参加費無料で要申し込み(先着500名)。
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直射日光を室内に入れない
http://tokyomachi.exblog.jp/29585530/
2019-08-17T10:49:00+09:00
2019-08-17T10:49:30+09:00
2019-08-17T10:49:30+09:00
tokyomachiya
快適空間の法則
連日の暑さに、体調を崩されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?家の気密断熱性能を高めることは、省エネルギーだけではなく、快適な暮らしや健康にも大きく寄与します。特に今の時期は直射日光を室内に入れないことが大切です。気密断熱の良い家は、入ってしまった熱を逃がしにくいということですから。家のベースの温度を上げないという意味では、東側から差す午前の日射熱を遮ることが大切です。午前中にベース温度を上げてしまうと、1日中そこに重ねられた室温での暮らしになります。夏の南の日は太陽高度が高いので庇を長くすれば遮れますが、朝と夕方の日は太陽高度が低くなりますから、庇では遮れません。また東西の日を遮るために袖壁を設けることは庇と同じで有効です。
ということで、遮熱ガラスをお勧めする設計者もいますが、僕は疑問に思います。というのは、夏は良いのですが、少しでも太陽の恵みが欲しい冬でも太陽熱を遮ってしまうからです。僕のお勧めは南面は熱線吸収ガラス、その他の三面は熱線反射ガラスです。
都市部では庇を大きく出せないケースもありますからターフや簾やよしずで遮ることも効果的です。ただしこれらも表面温度が高くなると熱を輻射しますので霧を吹いてあげると気化熱でスッと冷えます。しかしこれも瞬間的で、数分するとまたすぐに温まってしまいます。僕のお勧めは、つる性植物による緑のカーテンです。地面から水分を吸い上げ葉から蒸発散をしていますから、表面温度が高くならないのです。暮らし方の工夫で、少ないエネルギー消費で快適な住環境をつくりましょう。
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微気候の効果
http://tokyomachi.exblog.jp/29574351/
2019-08-16T14:16:00+09:00
2019-08-17T09:39:41+09:00
2019-08-16T14:16:55+09:00
tokyomachiya
快適空間の法則
外出がついつい億劫になっていないでしょうか。
昨今の家づくりを観ると、家と家の間のデザインが希薄になっているように感じます。
住宅団地に行っても道路で遊ぶ子供たちや立ち話をしている人を見かけません。
気密断熱の技術や設備の進化により、私たちは外界と関係を持たなくても
容易に心地よい環境を手に入れることができるようになり、
建物内の環境を充実させることが計画の中心になってしまったからでしょうか。
それと同時に地域のコミュニティも希薄になってきているように感じます。
東京都の『長寿命環境配慮住宅』プロジェクトに応募する時に、
私たちは家と家の間をデザインしました。
家の裏側から境界フェンスを無くし、そこに園路という緑道を設けました。
ここに微気候を整え、涼風を室内に採り込むことで、
エネルギー消費を抑えて快適な住環境を創る提案です。
家の配置を少しずらして、広場も設けました。
心地よい環境には、自然と人は集まるものです。(アフォーダンス)
グリーンを介したコミュニティを創っていきます。
普段は子供たちの遊び場が、災害時には暮らしの拠点になります。
最近の住宅地の道路はアスファルトで舗装されているので、
日中道路に蓄熱され、陽が落ちても空気は温め続けられます。
家の外が心地よくないから、昔のような夕涼みの文化が忘れられました。
東京都からの委託で首都大学東京の須永研究室が微気候の効果を調査しました。
P17~19のオレンジの部分が一般街路のH=1.2mの気温です。
P1~7のグリーンの部分が園路のH1.2mの気温です。
一般街路をサーモカメラで撮影しています。
道路のアスファルトは太陽熱を蓄熱して真っ赤になっています。
道路からの照り返しで気温が40度を超えてしまいました。
これでは暑くて表に出る気になりません。
陽が沈んでも、道路が冷めるまでは心地よい風が吹きません。
だから窓は閉めて1日中エアコンをつけ放しています。
こちらは園路部分のサーモカメラの画像です。
グリーンに覆われて日陰になった園路は蓄熱していません。
陽が沈めば心地良い風が吹いてきます。
夕方の打ち水効果も確認できました。一般街路(点線)と園路(実践)のH-1.2mの気温を測ったグラフです。1日平均で3℃、日中の最高で6℃も差が出ています。基本的には11時~16時までは窓を閉め、熱ければエアコンをつけて凌ぎそれ以下の時間帯は園路の窓を開いて涼風を採り入れて暮らします。実際はOMソーラーの夜間放射冷却で冷気を土間に蓄えていますから、多くの人は昼過ぎまで窓を閉めてエアコンも使わず過ごしています。
須永研究室のエネルギー調査では、
微気候の他、OMソーラーと太陽光発電3Kwの効果もあり、
同地域の一般家庭に比べて78%も少ないCO2排出量で暮らしている
という結果が出ました。
家の周りの微気候を整えて、快適な暮らしを工夫しましょう。
イベント情報は、こちらをクリックしてご覧ください。お問い合わせは下記よりお願いします。相羽建設]]>
【冬場に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください! 】
http://tokyomachi.exblog.jp/27989599/
2018-01-11T15:41:00+09:00
2018-01-11T15:49:04+09:00
2018-01-11T15:41:46+09:00
tokyomachiya
快適空間の法則
いわゆるヒートショックによる住宅内での死亡事故に対する注意喚起です。
家を建てるときに、気密断熱を計画的につくることが大切ですが、既存住宅でも改善工事をすると安心です。特に高齢者のいる世帯は。
よろしかったら拡散して頂けると、事故を減らすことができると思います。【冬場に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください! 】
(消費者庁)安全に入浴するために、以下の点に注意しましょう。
(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
(2)湯温は 41 度以下、湯に漬かる時間は 10 分までを目安にしましょう。
(3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
(4)アルコールが抜けるまで、また、食後すぐの入浴は控えましょう。
(5)入浴する前に同居者に一声掛けて、見回ってもらいましょう。 それでも事故が発生した場合の対処方法
浴槽でぐったりしている人(溺れている人)を発見した。
●いざという時のために、救命講習を受けるなど、応急手当を覚えましょう。
1.浴槽の栓を抜く。大声で助けを呼び、人を集める。
2.入浴者を出せるようであれば浴槽内から救出する。ただちに救急車を要請する。
(出せないようであれば、蓋に上半身を乗せるなど沈まないようにする。)
3.浴槽から出せた場合は、肩を叩きながら声をかけ、反応があるか確認する。
4.反応がない場合は呼吸を確認する。
5.呼吸が無い場合には胸骨圧迫を開始する。
6.人工呼吸ができるようであれば、胸骨圧迫30回、人工呼吸2回を繰り返す。
できなければ胸骨圧迫のみ続ける。
【こちらからご覧ください】
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プロがおすすめする住宅『a-plan』のこと
http://tokyomachi.exblog.jp/27096215/
2017-09-06T20:53:00+09:00
2017-09-06T20:54:06+09:00
2017-09-06T20:53:06+09:00
tokyomachiya
快適空間の法則
店に行ったらその日の体調や懐具合と相談して自分の好みでメニューから注文します。たまに失敗することもありますが、シェフのセンスを信じて、その調理を楽しみます。貝が好きだから牡蠣を入れてくれとか、野菜は嫌いだから入れないでくれとか注文は付けません。アレルギーがあれば別ですが。調理はあくまでもシェフのセンスなんです。だから自分の好みであれこれ指示を出すと、バランスが崩れ後悔することがわかっています。食べ物について勉強をして経験を重ね、調理の腕を磨いてきたプロの調理人に、素人があれこれ注文を付けて良い結果が出るはずはありません。
家を建てるとき、注文住宅って不思議な世界が普通にあります。
プロの設計者は、住まい手さんの夢や希望を丁寧に聴き取り、好みや暮らしぶりを考えてバランスの採れた計画案にまとめます。それは個人の好みの他に法律や予算や環境などなど、いろいろな複雑に絡み合う場合により矛盾する条件に折り合いを付けながらバランスよくまとめ上げる作業です。初めて家を建てる人が、あれこれ注文を付けて良い結果が出るはずはありません。
そんなことを考えて、プロがおすすめする住宅『a-plan』をつくりました。つくって気が付いたのですが、バランスの良いプランになったなと。お料理屋さんがメニューに金額を入れられるのは、すべて任されているからなんだと。どんな肉を入れますか?野菜はどうしましょう?魚も入れると味が締るんですが。など希望を聴いて調理したら味に責任が持てなくなるし、素材により金額も違うので判り難いですね。よく注文住宅で全部決まるまで金額が出ないことを不親切だと言われますが、料理屋さんのように決まっていればメニューに載せられるんです。
私たちがプロとしてバランスよくつくりあげた『a-plan』ぜひご覧になってください。
人の暮らしや好みなど、家に対する価値は時間の経過とともに変化するものです。室内に構造壁を持たないドミノ住宅は、そんな変化にも柔軟に対応することができます。
『a-plan』のページへ
http://aibaeco.co.jp/info/a-plan/http://aibaeco.co.jp/info/a-plan/http://aibaeco.co.jp/info/a-plan/
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健康住宅のコスト
http://tokyomachi.exblog.jp/26572203/
2017-01-21T10:42:06+09:00
2017-01-21T10:42:06+09:00
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tokyomachiya
快適空間の法則
『高性能な温かい家に住みたいけど、うちはそんなに予算もないし・・・。
ほどほどのところでお願いします。』
打合せの現場でよく耳にする言葉です。
こんなところで日本人特有の『竹』感覚が。(松竹梅の竹)
お寿司ならそれで良いかもしれませんが、家を建てる時にはちょっと待った!
近畿大学の岩前篤教授の研究では、年間を通した冷暖房費にこんなに差が付きます。
旧基準(Q値5.2)を『梅』、
次世代省エネ基準(Q値2.7)を『竹』、
東京無暖房基準(Q値1.3)を『松』
(OM住宅であればQ値1.9)
旧基準と東京無暖房基準の年間冷暖房費の差は約75000円。
更に岩前さんは温かい家と寒い家で病気に感染する可能性も差があると言っています。
つまり温かい家に住むと家族の医療費負担が約3万円/年少なくなると。
これらを足すと年間105000円。
つまり断熱性能向上に100万円投資しても10年間で元が取れるというわけ。
皆さんが希望するほどほどの『竹』との差でも27000円+30000円=57000円/年
100万円かけても17.5年で元が取れる計算です。
つまり18年以上住み続けるつもりならば、100万円高くても『竹』ではなく『松』を選ぶべきです。
イベント情報は、こちらをクリックしてご覧ください。
お問い合わせは下記よりお願いします。
相羽建設]]>
建築家・坂本一成の世界
http://tokyomachi.exblog.jp/26173998/
2016-09-07T15:46:00+09:00
2016-09-07T15:52:11+09:00
2016-09-07T15:45:33+09:00
tokyomachiya
快適空間の法則
編集者の長島明夫さんから1冊の本が送られてきた。
この本の中には、相羽建設が施工で関わらせて頂いた住宅が3軒と、
住宅遺産トラストで保存に関わらせて頂いた住宅が1軒含まれている。
寡作で知られる坂本一成さんが設計した建築の全仕事を、
計画案やコンペ応募案を含めて300余ページの1冊の本に集大成している。
図面と写真を中心に短い解説と修辞を排した言葉で事実のみを伝えている。
ところどころに挟まる対話形式のキーワードによる解説は、
これらの住宅を通して坂本一成さんの考え方を読み解く為のヒントになる。
ややもすると統一感とかまとまりに欠けた感じを受けるが、
多くの混沌とした社会現象の中から、
一つひとつ時代の遺留品を拾い出しつなぎ合わせていく
坂本さんのアプローチに似合っているように思う。
このまとめ方は編集者の長島明夫氏によるもの。
一部小学校などの施設建築もあるが、ほとんどが住宅作品で、
住宅を通して社会と対峙してきた建築家の姿が垣間見える。
振り返ってみれば、坂本一成さんが活躍した時代は、
まさしく日本社会が都市住宅の時代を歩んできた時と重なる。
一部の富裕層のための建築家住宅を、一般の人にまで拡げて、
社会問題になっていた都市の暮らしと向き合った。
非常にコンセプチュアルな思考で住宅が構成され、
曖昧なものをどんどんそぎ落とした結果、住宅の本質が見えてくる。
約50年、都市住宅と向き合いながら歩んできた日本の住まいの歴史に
この本をテキストに旅してみるのも面白い。
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エアコンは付け放しの方が電気代が安いってホント?
http://tokyomachi.exblog.jp/26168300/
2016-09-05T15:06:00+09:00
2016-09-08T12:10:16+09:00
2016-09-05T15:05:41+09:00
tokyomachiya
快適空間の法則
TVや雑誌のメディア効果か、こまめにつけたり切ったりしない方が良いと思っている人が多い。
確かにどんな家電製品でも起動時の電力は大きくかかるので、一理ある。
しかし1週間夏休みに田舎に帰るのに、つけ放しておいた方が安いという人はいないだろう。
つまり問題の本質は、何時間くらいの外出なら、
つけ放しておいた方が安いかという臨界点を探ることにある。
エアコンの大手メーカー『ダイキン』が、この命題に果敢に取り組んだ。
大阪のワンルームマンション2室を使って実験して、その結果を公開している。
結果は下記の『空気のお悩み調査隊』レポートをご覧あれ。
結果を要点で整理すると、
1.日中30分程度の外出なら、つけっぱなしの方が電気代が安い。
2.気温が低くなる夕方以降は、こまめに消す方がよい。
3.日中でも長時間外出するなら、エアコンの電源はオフに。
もう少し深堀して、その理由を考えてみた。
設定室温と現実の室温に大きな差があれば、高馬力で差を縮めようとするので電力を食う。
半面つけ放しにすれば、少しの温度差で稼働して室温を保つから高馬力は必要ない。
ただしこの少ない電力であっても、長時間掛けると結果として大きな電力消費量になる。
だとすると、この論議をするのに建物の外皮性能と室内表面の熱容量が大きな因子になる。
それなのになぜこの建物のこれらの情報が明示されていないのだろうか?
14階建てマンションという設定から、最上階及び角部屋でないとすれば
熱が大きく逃げるのは2面のみ、断熱性能は良いと考えられる。
熱容量はコンクリートなので木造と比べると極端に大きい。
室内と外気に接する躯体をどの程度の断熱で絶縁しているかにより大きく影響する。
また、マンションの上層階であれば戸建て住宅より日当たりが良く、
日射遮蔽がどの程度されているかによっても大きく影響する。
このデータを、そのまま木造住宅に適用するには無理がある。
特に木造住宅の場合、都会の密集地に建つのか
郊外の日当たりの良い場所に建つのかにより影響が変わる。
外皮性能の差が大きく影響する。
こういう条件を盛り込んで、一定の公式にまで昇華して頂けると価値が高くなる。
この手の大変興味深い実験を、
肝心な原因因子を曖昧にすることで価値を失わせてしまうのは非常に残念に思う。
空気のお悩み調査隊レポート参照はここをクリック
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お問い合わせは下記よりお願いします。
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熱い冷たいと感じるのはなぜ?
http://tokyomachi.exblog.jp/24733552/
2015-07-28T10:59:00+09:00
2015-07-28T12:09:40+09:00
2015-07-28T10:59:05+09:00
tokyomachiya
快適空間の法則
さて、おもしろい実験をしてみました。
同じ炎天下に置かれた金属板と木板、、、どちらの方が温度が高いでしょう?
ここでは水切りの鉄板やビス(金属)とデッキ材(木)です。
ほとんどの方は、金属板と答えるのではないでしょうか?
それではサーモ画面をご覧ください。
じつは金属板より木板の方が温度は高かったんですね。
これは、色の問題で熱線吸収率が木板の方が高かったのでしょう。
銀色の金属は、熱線の多くを反射させていたと思われます。
そこで疑問です!
実際多くの方は、木デッキは裸足で歩けるのに金属の水切りを踏んだ時に
「あちち」となった経験をお持ちでは?
これは熱伝導率が関係しているのです。
つまり熱く、あるいは冷たく感じるのは、単に体温と物体の温度の差だけでは無いのです。
熱の応答スピード、つまり温度差x移動スピード(熱伝導率)=熱移動量ということです。
当然熱伝導率が大きい物は熱移動スピードが速いですから、
熱移動量が多く、熱いと感じるのです。
ここで金属は熱伝導率が大きく、木は熱伝導率が小さいのです。
また、ある程度熱が移動すると温度の均衡状態に達し、熱の移動が止まります。
これには熱容量が関係して、コンクリートの様に熱容量が大きい物は、
なかなか均衡状態にならず、木のように小さい物は直ぐに均衡状態になります。
熱く焼けたデッキに足を置いた瞬間には熱く感じますが、少しすると熱く感じなくなるのは、
熱移動で足の裏の温度が上がり木の表面温度が下がり均衡したから移動が止まったのです。
夏を快適に過ごすためには家の廻りの微気候を整えることが重要です。
そしてこの微気候に、物体の熱容量が大きく影響するのです。
OMソーラーの本質は、目に見えない熱の動きをデザインすることにあります。
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つむじi-worksの温熱性能
http://tokyomachi.exblog.jp/24710841/
2015-07-21T10:49:00+09:00
2015-07-21T10:50:38+09:00
2015-07-21T10:49:44+09:00
tokyomachiya
快適空間の法則
本日9:30のつむじi-worksモデルハウスの温熱状況です。昨日も35℃越えた東京、今日は更にその上を行くような予報が。既に30℃を超えています。これからモデルハウスの窓を開けると、一気に外気が侵入し劇的な温湿度変化があります。南外壁や窓には容赦なく夏の日差しが。
まだ太陽高度が低いので軒があまり機能せず、サッシ面がじりじり熱せられています。
19日11時から浴室入口のデータロガーを床下に入れていますので、床下の温度と湿度のデータが採れるようになりました。
温度が2~3℃低く湿度の高い床下空気を上手く活用していくと、もっと快適になるでしょう。
ここで面白いのは、朝の直射日光を浴びたサッシの室内側ガラス表面温度。
2階はサーモスXペアガラスアルゴンガス、
ガラス表面温度34.4℃ 内壁表面31.5℃ 室温30.4℃
1階はエルスターXトリプルガラスクリプトンガス
ガラス表面温度32.4℃ 内壁表面31.0℃ 室温30.2℃
ガラスの性能の差が出ています。
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つむじモデルの温度データ
http://tokyomachi.exblog.jp/24702199/
2015-07-18T18:35:00+09:00
2015-07-18T18:35:40+09:00
2015-07-18T18:35:40+09:00
tokyomachiya
快適空間の法則
つむじモデルハウスの温度データを公開します。
モデルハウスでは通常時にエアコンを使っていませんので、
風の通りや階層での自然室温の変化が良く見えます。
今回ここで特筆したいのは、ロフトの温度が階下の室温に比べてそんなに高くないという事実。
理由は、屋根にフェノバボード90mmを外張りで断熱しているから。
この方法はゼロエネドミノで実証済みの技術を、今回i-worksにも採用しました。
見学に見えた方は、ロフトに入って特別むっとする暑さが無いことに驚いています。
前回どんな機器を使って測っているのかという質問がありましたので、ご紹介します。
まずは平面図の番号を振っている場所に白い温度と湿度が採れるデータロガーを置いています。
図の中に▲形で表示されている場所に、
三脚に4点(床・壁・天井・開口部)表面温度データロガーを設置しています。温度表示図の水色で示した温度が、表面温度計のデータです。
インテグラルさんのご協力でかなり詳細な計測を行っています。
ここで取得したデータと解析結果を、8月にビックサイトで大公開します。
言ってみれば、建築家伊礼智の住宅を丸裸にしちゃおうという企画。
前代未聞の、すっぽんぽんの伊礼智をご覧頂きます。
もうこれで、伊礼さんの住宅は心地良いけど性能が悪い!なんて言わせない。
僕たちは性能の先にあることを考えていますから。(笑)
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