このグラフの横軸を地球環境破壊ダメージ、縦軸を地球環境負荷と読み替えてください。
弾性限界点は地球の自浄能力で環境負荷を取り除けば元のダメージゼロの状態まで戻る点。
ここに気付かず、さらに環境負荷をかけ続けると、上降伏点に達する。
ここまでが負荷を取り除いてやれば何とか環境を元に戻せる境界点。
これ以上の負荷をかけると、塑性変形(負荷を除いても元に戻らない変形)をおこす。
北極の氷山が崩落を始め、氷河が溶けて切れ始めた状態は、
上降伏点を越えてぎざぎざ域(下降伏点)に達した証拠。
この状態で、塑性変形を起こして、このまま負荷を取り去っても、完全には元に戻らない。
でも、ここで負荷を軽減してやれば、破断点は迎えないで済む範囲。
だから『降伏点』は、地球環境にとっての重要な Point of no return。