10月16~17日に国立の谷保で見学会が行われた。

OMソーラーを搭載したシンプルな外観が、落ち着いた国立の街に映える。駐車場を挟んで通りからセットバックした玄関は、株立ちの樹によって、街とグラデーションをつくる。

玄関を入って、まず目に飛び込むのが、ロートアイアンの階段手摺。住まい手の趣味で選ばれたこの手摺は、手作り独特の柔らかさと温もりでお客様を迎える。
オープンな食堂は、拡がりがあって気持ちが良い。OMソーラーで、温かさを確保してあるので出来る技。オープンな場合、物が散らかっていると興ざめ。そんなことにならないように、造付の収納で、エアコンやオーディオ、雑多な小間物まで、すっきりと隠す。

贅沢にスペースを割いたキッチンは、お料理好きの奥様の夢を形にした。これだけの広さがあれば、休日は家族でワイワイ調理。湯気のむこうに笑顔がこぼれる。吊戸棚を視界の邪魔にならない一部だけにしているので、部屋との連続性が確保され、居心地が良い台所になった。台所から、中庭のグリーンも眺められる。

この家でとても気持ちが良い場所は、このお風呂。床と腰の十和田石は、滑らず濡れると綺麗な緑になるので、お風呂の定番。壁天井のサワラの板は、芳香を発しこころを休める。絹のような光沢はサワラならではの贅沢。
入浴した視線から眺める中庭は、板塀とそこを這う蔦で隣地の視線を遮り、目に緑を提供する。浴室開口部を低く抑えると、外部の視線を切りやすく、開放的で落ち着きのある、ゆったりとした浴室に仕上がる。
階段ホールに設置された洗面器は、トップライトの光を受けてとても気持ちが良い。このトップライトを開けると、家中の空気がここから排出される。
谷保の家 設計施工:相羽建設