街の記憶
昨日の私の記事に対して、
わきた・けんいちさんから、こんなコメントがあった。
わきた「中国の再開発の勢いはすごいですね。日本も、東京オリンピックだとか万博の頃はそうだったのだろうな。今、東京を含めた大都市はその当時とは違った形で姿を変えようとしていますね。これが、とっても気がかりです。」
迎川「日本の地方都市に行って駅前に立つと、何処もコピーしたように同じ匂いしかしない。駅前ロータリーで一番目立っているのは、サラ金の看板、そして居酒屋。再開発にしても区画整理にしても、コンサル会社がステレオタイプの台本を持ってきて、それをトレースし始めるから、その地のアイデンティティが捨てられてしまう。中国や韓国は、日本を反面教師にしていただきたいな。」
わきた「地方都市・駅前ロータリー・サラ金・居酒屋(それもチェーン店)とお書きになっていること、たしかにその通りですね、大きく首を縦にふって納得しています。背景には、コンサルのステレオタイプな台本があるのですね。納得しました。時々、聞きます。コンサルが、地名と数字だけをちょっと入れ替えて、以前の計画をそのまま使いまわしているって話し。」
役所という組織が、自分達の街のアイデンティティに対して無責任になってしまっていることが根底にある。一人一人の役人は非常に優秀で情熱的な方も多々いますが、これが組織になったとたん無責任・事なかれ主義になってしまう。自分達の街よりも自分の保身に走ってしまう。結果としてこの街の事なんか知らないけど、実績があるという理由だけで「東京のコンサル」に依頼し、そこそこに無難なステレオタイプな街が日本を席捲する。役所にとって、自分達の歴史や生活に根ざした良い街をつくることより、失敗しないことの方がずっと重要なことだから。それに、万が一不評な結果に終ったとしても、○○コンサルを使ってもこれだから、しょうがないねと役所の責任を逃れられる。
こんな中、立川市役所は、新市庁舎建設に際し設計者を市民参加のワークショップで選んでいくという画期的なコンペを行った。結果は、役所の方ばかり向いている大手設計事務所は何処も残らず、しっかりと市民に向き合ったアトリエ事務所3者が残り、最終的に「環境共生」と「循環社会」を掲げた
野沢正光さんが60%という圧倒的な支持を得て当選した。
84億円(?)という莫大な税金を使っての事業を、こんな個人アトリエに委託するなんて、通常役人の常識では考えられないことでしょう。本当に市民が求めていて、自分達の町らしい価値観を持った人を選ぶことを英断した立川市役所という組織に拍手を送りたい。そして、他の行政がこれを見て、自分達の街の価値観に目覚めることを願っている。
中国で起きている、急激な再開発に端を発して、こんなやり取りがブログで行われた。
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