普段は相見積りを行わないある設計者が、住まい手から言われて相見積りを行いました。
そのとき設計者が住まい手に言ったことは、「見積りをするのは、工務店にとって大変な手間ひまがかかる作業だから、仕事にならなかった工務店には、その費用の一部として1社10万円払ってあげてください」
私も、相見積りして受注できなかった時、設計者がウイスキーを持って断りに来たことがありました。住まい手から預かったと言っていましたが、多分彼が住まい手にウイスキーぐらい用意しなさいと言ったんでしょう。とても高いウイスキーになりましたが、なんとなく納得できる相見積りでした。
人間としての礼を尽くす、こんな人とは一緒に仕事をしてみたいものです。
これも相見積りして受注できなかった時の話。呼ばれて設計事務所に行くと、今回は残念だったこと、受注できなかった原因は何処にあるかと言うことを、集計表のコピーを頂いて、説明されました。公平に審査されたことがよく分かり、更に自分達の強いところと弱いところを知ることができ、納得がいく相見積りでした。
業者なんだから、当たり前と言う感覚ではなく、手間をかけさせてしまったお詫びの気持ちが出ていて、負けても嫌な思いをしませんでした。こんな気持ちは、すぐに伝わるんですね。相見積りを依頼する場合、そういう気持ちを持っていて欲しいなと思うのです。「今回は残念でした。価格面で御社は2番でしたので他社に決めさせていただきました。また次回よろしくお願いします。」といわれても、「もう次回はないよ!」って思ってしまいます。少なくても落札価格、決定工務店名、価格以外の選考に当たっての考察程度は説明していただきたいですね。
普段相見積りしない設計者が、住まい手に言われて、住まい手が紹介機関で選んだ工務店との相見積りになりました。設計者は申し訳ないと言いながら、私に施工して欲しい気持ちが一杯でした。がんばって見積りした結果、こちらの方が安くて受注できました。設計者は、とても喜んでいました。竣工時、住まい手から「マスコミを真に受けた私が馬鹿でした。私は建築家を一所懸命選んだんだから、その建築家を信頼すべきでした。建築家に依頼すれば相見積りをして、設計料ぐらい下げていただけると思っていたので、特命で出すと聞いた時建築家に対する不信感が募りました。でも、お互い信頼できる者同志がつくらないと、こんな素敵な家にならなかったんですね。あの時は申し訳ございませんでした。このような結果になり、とてもうれしく思っています。」と言われました。
図面受け取った時に聞いていた予定額にほぼ近い形で見積り提出し、設計者もこれでいけたねと喜んでいたのに、他の工務店が想定外の安値で入れてきて負けたことがあります。設計者は、予算内に納まっているからこちらでと押してくれたが、やはり差額が大きくて住まい手は安い方を選びました。とてもその価格では、まともな仕事が出来ないことは、設計者にもわかっていて、住まい手にも説明したのですが、やはり現実に数百万円違うと心がふらついてしまいますよね。金額だけが一人歩きしてしまう怖さを知りました。
ま、いろいろ相見積りに関しては経験があります。
いずれにしても、対等な立場で一緒にものづくりをしていける設計者でないと、相見積りは受けませんが。面識のない設計者からの相見積りを受けられた工務店は、もっと辛らつな経験をされているのでしょうね。更に仕事を取れてしまって、もっともっと大変な思いをされた方も多々いらっしゃるのではないでしょうか?よろしかったらTBかコメントをお願いします。
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