
世田谷で、建築家:伊礼智と語る会が開かれた。
伊礼さんの『ソーラータウン』から始まって、『i-works 』そして『東京町家』に至る作家活動を、豊富な作品スライドを交えながら、解き明かした。古い民家で行われたこのイベントは、多くの若者が参加し、まるで「寺子屋」を彷彿とさせる熱い雰囲気に包まれた。建築関係半分その他半分といった構成だろうか。OMソーラーという言葉を、初めて聴く者も少なくなかった。特にみんなの関心を引いたのは、生まれ育った「オキナワ」をいかに焼きなおして快適な住宅づくりに活かすかという事。シーサーを載せたり赤瓦を使うということではなく、ヒンプンやクサテという生活上の仕掛けで表現したいという言葉は印象に残った。それから、工務店と信頼感で繋がったパートナーシップを築いている事。馴れ合いではないその関係が、伊礼さんの建物の完成度を高めているという事を聴いて、リーズナブルな予算で、あんなに気持ちが良い住宅ができる秘密がわかった。

沢山のスライドに、語り合う時間がなくなったので、場所を「サイゴン」に移して、後半戦が始まった。おいしいベトナム料理とビールで、話は尽きる事を知らず、おおいに盛り上がった。一番いっぱいビールを開けた伊礼さんは、ほぼ酩酊状態。とても気持ちよくお酒を頂いた。
楽しい会を企画していただいた、竹内さん、ご苦労様。そしてありがとう。