先日あたり前の家の忘年会で挨拶に立った野辺さんは
「20坪の敷地に20坪の家を建てても小さな家とは言わないんだ。それは単なる狭小住宅。100坪の敷地に20坪の平家が建つから小さな家と言うんだ!」
という話をした。
僕は違和感を持ったが、確かにそういう感覚を持っている人も多々存在する。
多分「大草原の小さな家」の影響を受けているのだろう。
「あなた」という歌でも小さな家を美化して歌い上げている。
最小限住宅なんて言い方もあるが、それとも少しニュアンスが違う。
小さくつくっておいて必要に応じて足して行ける家とも違う。
僕が考える小さな家とは、ある程度の意志を持って住む身の丈に合った家。
無駄に大きな家に住まないというのは都会人のたしなみ。
小さくても、生活を整理し、キチンと設計する事で広がりのある豊かな暮らしが出来る家。
それがたとえ狭小な敷地であったとしても、視線の伸ばし方や抜き方、町との距離の取り方で快適な暮らしはできる。
そういう小さな家のつくり方や暮らし方を考えてみたい。