OMソーラーの家「Aiba Style」:コンセプト
2022-05-24T20:56:38+09:00
tokyomachiya
大きな暮らしができる小さなOMソーラーの家をつくる
Excite Blog
地域工務店のビッグデータ
http://tokyomachi.exblog.jp/31422077/
2022-05-24T20:56:00+09:00
2022-05-24T20:56:38+09:00
2022-05-24T20:56:38+09:00
tokyomachiya
コンセプト
もう40年もこの仕事をやっていると、いろいろな経験値がある。かなり自分だけの偏向した評価もあるが、他社の建築関係者と話をすると共有できるものがほとんど。そんな経験が僕たち業界のビッグデータで、定番商品選びに大きく寄与してきた。価格だけではいろいろ安いものもあるが、建材に関しては安くても品質が悪いものは歩留まりが悪く却って高くつく。精度が悪いものは手間がかかり職人からは不評。数々の失敗を繰り返し、情報交換をして現在の定番がある。
特に設備に関係するものは毎日の生活に係るものでもあり、選択に慎重にならざるを得ない。例えば給湯機はノーリツを定番使用している。過去にはパナソニックやリンナイや日立も使ったことがあるが、漠然とした経験値ではノーリツが一番故障が少なかったように思う。パナソニック(当時はナショナルと言っていたが)はデザインの良さと機能で採用したが一番故障が多く採用をやめたことがある。昔の話なので、現在は改善されていると思うが、一度傷ついたブランドは使う気にならない。
設備機器は消耗品だから故障はつきものと考えている。だから設備機器を選択するときの最重要項目はメンテナンスの体制。連絡して即日に対応してくれるのはノーリツだけだったので、私はノーリツを標準採用する。他の工務店関係者と話していてもここは皆さん意見が一致する。きっと会社の方針が具体的に機能しているのだろう。最近はどのメーカーも即日対応するようになっていると聴くが、今まで築いてきた信頼関係は変える気にならない。
こんなノーリツを見習い、相羽建設ではメンテナンスの専門部署を設けていて専任者も配置している。有償ですが『家守りの会』を組織し、毎年点検を行い永く快適に安心して暮らせる家を提供している。『建て役者』というシステムを使いメンテナンスの記録を登録しビッグデータとして活用している。例えば給湯器の直近75件の取り換え記録を集計すると添付の様なデータが得られる。これを基に修理依頼が入った時に修理費と平均余命で修理するか買い替えるかのアドバイスを行える。費用をかけて修理しても数年で取り換えることになっては住まい手の財産を守ったことにならない。今後は、10年点検時にあと数年で寿命を迎えることが多いので取り換えを検討しておいてくださいと説明し、暮らしを守る。予測営業ですが、1日でもお湯が使えない暮らしはありえないという人が多いので、不自由を掛けないために必要。最近は便利なシステムがあるから、小さな一工務店でもビッグデータ利用ができる。便利な時代になった。
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脱炭素社会に向けて
http://tokyomachi.exblog.jp/30528899/
2021-05-19T16:07:00+09:00
2021-05-19T16:07:23+09:00
2021-05-19T16:07:23+09:00
tokyomachiya
コンセプト
2050年の脱炭素社会に向けて、日本は2030年までに2013年比炭素排出量を46%削減することを世界に約束した。
そして、約束実現のために表記の検討会が開催されている。
世界の嘘つきにならないためにも、もちろん私たちの未来のためにも、
計画的に脱炭素社会を築いていかなくてはならない。
本日開催された第3回のテーマは進め方の方向性(たたき台)の検討会
本日の話し合いを聴講して僕なりの意見をまとめてみた。
〇省エネ対策の強化①現在の省エネ基準では低過ぎて達成に届かない。少なくてもHEAT20G2レベルにする必要がある②住宅ローン枠の拡大と性能レベルに応じた税制優遇措置(自動車の省エネ減税のように)③住宅事業者への断熱設計と施工の講習徹底と住まい手への啓蒙教育促進と理解④断熱強化で享受できる具体的なメリットとデメリットを周知させ、住まい手がその必要性を判断できる 〇再エネ導入の拡大⑤太陽光発電の経済的メリットを具体的に伝え、太陽光発電設置義務化ではなく、自発的に検討できることが必須(日照や積雪、天候など地域差に対応した柔軟な対応)⑥まずは役所や学校、公営住宅や公有地など公共物から実践して、そのデータを示すことが必要⑦既存住宅や賃貸住宅に住む人にも、太陽光発電メリットを公平に享受できる方法が必要(公的施設への太陽光発電を市民ファンドで行うなど)
⑧小規模個別に太陽光発電を整備してメンテナンスを個人任せでは、結果として粗大ごみ量産になりかねない
⑨電力買取中止の地域も出ていることから、受け入れ態勢を整備する必要がある⑩住まい手でも安心して安価で効果的に正しい施工ができる依頼先を選択できる情報整備が必要 〇既存住宅活用対策⑪建て替えばかりではなく既存住宅の改修促進でエネルギー消費を抑えるための支援措置が必要⑫具体的な費用対効果を明確にし、建て替えか改修か、どのレベルまで改修すべきかを伝える⑬改修することで暮らしがどのように変わるのか、享受できるメリットが負担に見合うことを伝える 〇その他⑭国産木造活用住宅推進でカーボン吸着効果を活用⑮暮らし方による省エネの啓蒙と実践⑯太陽熱の活用や微気候の整備によるエネルギー消費の低減効果を評価すべき
⑰健康室温18℃を賃貸住宅も含めて義務化していく(健康保険料支出を抑える効果あり)
ネット中継URL:https://youtu.be/RiBQDSXe5ks
イベント情報は、こちらをクリックしてご覧ください。お問い合わせは下記よりお願いします。相羽建設]]>
【家を計画するときに大切なこと】
http://tokyomachi.exblog.jp/28600820/
2018-08-22T10:02:00+09:00
2018-08-22T10:04:24+09:00
2018-08-22T10:02:52+09:00
tokyomachiya
コンセプト
皆さんは家を建てる時にどんなことを考えるでしょうか?
間取りをどうしよう?
どんなスタイルにするか?
設備をどうするか?
やっぱり太陽光発電はつけておいた方がいいかな?
田舎で暮らす両親、将来高齢化して単身になった場合引き取らないといけないな。
いろいろなことを考えると思います。
国土交通省のデータから、野村総研がこんなグラフをつくり公開しています。
つまり日本社会も成熟社会になり、住宅の流通が機能してストック社会になった場合、
2000年以降建つ住宅の約6割が60年後も存在しているということです。
今のスクラップ&ビルドを繰り返していたら、
いつまで経ってもローンに追われ豊かさが享受できないから、
成熟社会では住宅のあり方が大きく変わっていくだろうということです。
言うのは簡単ですが、それでは60年後の暮らしを想像できるでしょうか?
30歳で家を建てた場合でも、親の心配をするどころではなく60年後は自分も90歳、
介護が必要になっているかもしれませんね。
血でつながっている家族の形も変化しているでしょう。
趣味でつながる新しい家族の形もシェアハウスなどを見ていると出てくるかもしれません。
60年間の様々な価値や暮らしの変化に、
柔軟に対応できる住宅でなくては価値がなくなる時代だと考えることができます。
現在の構造と間取りが一体化した一般の住宅は、
そういう変化に対応できないから価値を落とします。
時代に合わせた最新の設備への更新がしにくい住宅もしかりです。
間取りも設備も自由に変えることができて、
少ないエネルギー消費で快適な暮らしができる家を創ろうと
木造ドミノ住宅の開発を始めて13年、
ストック社会に価値を見出せる住宅になりました。
イベント情報は、こちらをクリックしてご覧ください。お問い合わせは下記よりお願いします。相羽建設
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地域の暮らしを守る家のつくり方
http://tokyomachi.exblog.jp/27031252/
2017-08-05T11:18:00+09:00
2017-08-05T11:21:38+09:00
2017-08-05T11:18:10+09:00
tokyomachiya
コンセプト
木造ドミノ住宅は地域産材を使って地域の工務店がつくります。
地域に暮らす人が支払ったお金が地域の職人や商店や林業者に廻り、
地域の経済が廻り、地域の暮らしを守ります。
木造ドミノ住宅では木材の強度を示すヤング係数で70以上の材を
柱や梁の構造部に用いています。
(ちなみに建築基準法では50以上)また、木材の狂いが起きないように含水率20%以下の材を用いています。
含水率が20%以下になると木材組織構造に変化が起き収縮が起きにくくなります。
長期間に渡りきちんと手入れしながら快適に安心して住み続けられるためです。
長い年月山で育てられてきた木材を1本1本ヤング係数と含水率を計測し、
基準に合格した材のみ使用しますから、当然不合格材も出ます。
それらの多くは材木市場に回せれ販売されますが、
地域経済を廻すためにはこれらの不合格材も適材適所に使うことが大切だと考えました。
板材にすれば乾燥しやすくなり含水率20%以下はクリアできます。
内外装材であれば構造強度は問題になりませんので、使用できます。
ということで不合格材を板材にして木目のきれいな材は床や羽目板などの内装材に、
それ以外のものは外装材に使います。
写真は、外装材に杉の木を使ったウッディドミノです。
東京で木の家?って思われる方が沢山いますが、
下地にモイスという燃えにくい材料を貼っていますから、
地域にもよりますが可能なんです。
こんな家を建てたい方は、木造ドミノ研究会にご相談ください。
あなたの地域の研究会加盟工務店をご紹介します。
木造ドミノ研究会:042-395-1010
イベント情報は、こちらをクリックしてご覧ください。お問い合わせは下記よりお願いします。
相羽建設]]>
メンテナンスしながら永く快適に住み続けられる家をつくる
http://tokyomachi.exblog.jp/27023791/
2017-08-01T16:19:00+09:00
2017-08-01T16:26:28+09:00
2017-08-01T16:19:14+09:00
tokyomachiya
コンセプト
短期間に新しい商品に変わってしまうのでしょうね?私たちが製品を選ぶ時に一番気を付けること、
それはいつまでメンテナンスが可能かということ。
だから数年で製造を中止してしまう外壁のデザインサイディングとか、
キッチンや洗面台は要注意です。家って何十年も手入れしながら
ずっと快適に住み続けられるものと考えていますから、
短期間でメンテナンス出来なくなるようなものは、怖くて使えません。
そういう風に考えて行くと、結局キッチンも洗面台も下駄箱も・・・
大工さんがつくることになります。工場でつくられた物は、製品が廃番になるとメンテナンスが出来なくなりますが、
職人がつくった手仕事は、手仕事で直すことが出来ますから、
結局永く安心して使う事が出来ます。
工場でつくられる量産メーカーの住宅より、
職人が手づくりする地域工務店の家の方が永く住み続けられる理由です。ヨーロッパの建材の中には、
メンテナンスのことをしっかり考えているものもあります。
たとえば相羽建設で使っているベルックス社の天窓、
10年できちんとメンテナンスができるシステムが構築されています。
だからデザインやサイズをいたずらに変えず、永く安心して使い続けられます。
日本のメーカーも、こういう哲学を持って製品開発をして頂けると嬉しいのですが。
製品は時間の経過とともに必ず劣化します。
その時にどう対処することが出来るかが企業の自力です。先日メンテナンスに伺った、他社で建てた住宅のトップライト修理。
中古で購入した住宅の天窓ペアガラスの結露で困っていました。
幸いベルックスを使っていたので、無事更新をする事が出来ました。
担当したメンテナンス部の和田監督がレポートしています。
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相羽建設]]>
地域の人が使う施設を、地域の人と材と工夫で建てる
http://tokyomachi.exblog.jp/26943395/
2017-06-22T17:21:00+09:00
2017-06-22T17:33:35+09:00
2017-06-22T17:21:52+09:00
tokyomachiya
コンセプト
昨日は木造施設協議会の設立総会が新宿で開催された。「地域の人が使う施設を、地域の人と材と工夫で建てる」という理念のもと、中小地域工務店が協働していこうというもの。設計者や行政との窓口になる。日本の伝統的な木工技術は、大手ゼネコンよりもかえって地域の工務店に継承されている場合が多い。これは実際の仕事の中で師匠から弟子に伝えられるものだから。また地域の気候風土に合わせた地域独特の技術もあり、その方が馴染みが良い。今日の地域経済の問題のある部分は、地域の人たちが納めた税金でつくられる公共的な建造物が、中央のゼネコンに受注され、地域とゆかりの無い材料でつくられ、地域の職人は下請けとして手間賃が入るだけ。これでは地域外にお金が流出してしまい、地域経済が回らなくなる。だからせめて木造化される地域の中小建造物(500~1000㎡程度を想定)は地域の人と材により工夫してつくれば、地域にお金が回り経済が成り立つ。そのための仕組みづくり。野村総研の研究によるとこの15年で、住宅の新築着工戸数も4割減ると予測している。地域の職を確保するためにも地域で使う建造物は地域の人と材で建てる必要がある。
三浦祐成さんの木造市場の可能性図を参考に話すと、1~3階建ての非住宅建造物を木造化して、それを地域の工務店が受注して地域の材と職人でつくる取り組み。地域の人たちが利用する福祉施設や店舗、医院、幼稚園保育園、アパートなど現在鉄骨などで建てられている多くの建物を木造化しよう。行政も一緒になって新しい仕組みを構築し障害を取り除き、取り組んでいくべき課題。
木構造の技術者不足(設計者・構造家・職人)解消への取り組みや材料供給など現在抱える問題を解決していく必要がある。そのためには地域が持つ人材の活用・流動化を図り、必要に応じて合体して施工にあたる枠組みづくりが求められる。
木材の供給に関しても、地域材を指定した場合大規模であったり規格外品が多かったりした場合、限られた生産力では調達に時間を要すが、限定された年度予算では難しいこともある。
そんないろいろな問題の解決を図り、設計や施工で工夫をしながら、地域でつくることができる工夫が必要。そんな問題のあぶり出しと解決策についての手法を検討した。人口が減り住宅着工棟数が減る中、地域に職を確保し経済を回していくことが地域活性化にとって必須な時代が目の前にある。まだまだ続けて考え調整していかなくてはならないことが山積している。木造施設協議会では、地域活性化の趣旨に賛同して一緒に解決を図っていく意思のある工務店や設計者を募集しています。
をご覧ください。]]>
【失敗を許さない社会】
http://tokyomachi.exblog.jp/26074978/
2016-08-03T12:02:00+09:00
2016-08-03T12:02:49+09:00
2016-08-03T12:01:43+09:00
tokyomachiya
コンセプト
先週大阪に行った際、東京藝大名誉教授の益子義弘さんに偶然に出会った。
そこで遊びに寄らせていただく約束をして昨日行ってきました。
積もる話はあちこちに飛んだが、その中で出た話の一つをご紹介します。
建築を志す学生が減っていることについて、
なぜ彼らにとって建築や住宅に魅力がなくなってしまったのか?
確かに大学の卒業制作を見ても、
オリンピック競技場や飛行場のようなスケールの大きなものが減り、
住宅のリノベーションのような提案が増えている。
それはそれで大切であるが、自分の殻の中に閉じた世界だけの提案はいかがなものか。
もっと社会との関係を強く伝える奇想天外な計画案が楽しいのに。
大きな夢を描きにくい社会になっているのかもしれない。
益子さんは「住宅の不具合を欠陥だと言い出したところから住宅がつまらなくなった」という。
自然の素材を使って人がつくるものだから不具合が出ることもある。
使い方を間違えたり手入れが行き届かず不具合が出ることもある。
そんなときは、職人が行って調整したり取り替えたりして、永く住み続けられた。
それが『欠陥住宅』だと言い出してから、住まい手と作り手の信頼関係がぎくしゃくしてきた。
失敗が許されない社会は、夢に向かって挑戦がしにくくなる。
失敗により過大な責任を負わされるとしたら、人は挑戦をしなくなる。
夢を描けないところに若者は魅力を感じないだろう。
住宅を面白い世界にするために、失敗を許せる寛容な社会にできないか?
経験不足や思慮不足による失敗は、周りの先輩が見てあげればよい。
失敗して生じた不具合は、職人と一緒になって直せばよい。
それらは貴重な経験になる。
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成熟社会の商品開発
http://tokyomachi.exblog.jp/25591678/
2016-03-29T17:52:00+09:00
2016-03-29T17:53:32+09:00
2016-03-29T17:51:33+09:00
tokyomachiya
コンセプト
暮らし始めてのメンテナンスや安全性という使い手視線での工夫を盛り込んで開発して頂きました。
某総合建材メーカーの社長がST府中のドミノ住宅を見学に来たときに、
メーカーもこれからは成長路線ではなく成熟社会に対応した開発を進めるべきと提言して、
その実例としてハーフユニットをご覧頂きました。
その場で写メして開発責任者に送って頂き実現しました。
試作品は伊礼智さんが設計したi-works2015モデルハウスに入れて検証し、
やっと製品化されました。
このユニットを使用できるのは、現在のところ、
木造ドミノ住宅かiーworksP に加盟している工務店に限定されています。
流通ルートも絞り、販売方法も誰にでも売るということではなくて、
住まい手視線で引き渡し後の管理が出来る地域工務店に限定した結果です。
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【相見積もり】
http://tokyomachi.exblog.jp/25084210/
2015-11-13T09:36:57+09:00
2015-11-13T09:36:43+09:00
2015-11-13T09:36:43+09:00
tokyomachiya
コンセプト
それぞれの立場で賛否両論いろいろな想いと意見があります。
そんなお話しを過去にインデックスにまとめてみました。
基本的には、自分の価値観に合う人を選び、
その人が選んだ方法を参考にされると良いと思います。
ちなみに私は、コスト管理が出来ない
(自分が描く線がいくらに付くのかおおよその金額も判らない)
設計者の相見積もりは、一番割に合わない家づくりの選択だと思っています。
つまり一番仕事が読めなくて、漏れの多い人を施工者にする結果になります。
例えば、矩計図に水切りが描かれていない図面を頂いた時に(実は結構あるんです)、
どうするか検証してみましょう。
①将来雨漏り発生しないように水切りを見積もる
②問題は認識しているが設計者が落としているから見積らない
③問題にすら気付かず見積しない
という3つのタイプに分類できます。
①の工務店は、その分金額が高くなりますから、相見積もりでは選択され難いでしょう。
②の工務店は、忠実に図面通り見積ますが、問題が発生した時に設計者の責任にして、
自ら責任は取らないでしょう。
③の工務店は、図面に描かれていることすら見落とし、一番低い金額を提示するでしょう。
ましてや、見積時点で簡単な漫画をよこして矩計図も無い図面で
相見積もりしようとしている設計者は要注意です。
ごくわずかですが、金抜き見積をつくってディテールまで添付して
相見積もりする設計者の相見積もりは、
住まい手は勿論、施工者にとっても価値がある良い方法です。
ちなみに相羽建設では、過去に仕事をご一緒させて頂き信頼関係が出来ている設計者か、
そういう方のご紹介が無いと相見積もりはお受けしていません。
過去には、相見積もりの依頼を断ったのにどうしても施工して欲しいと訪ねて来て、
図面を見たらきちんと揃っていて、特命にすると言うので話を聴くと、
予算が無理なのでまたお断り。
それでもと言うので予算の増額とVE案の提案で話し合い、
結果現在でも良い関係で仕事を継続させて頂いている設計者もいます。
最近新建築等のプロ用建築雑誌を見て、
見積依頼してくる設計事務所が頻繁にありますが、
新建築に載るレベルの施工力を持って相見積もりを受ける工務店は、
僕の知っている範囲では1社もありません。
相見積もりのインデックス
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相羽建設]]>
【LCCM認定住宅の4割が木造ドミノ住宅】
http://tokyomachi.exblog.jp/24579178/
2015-06-12T10:40:00+09:00
2015-06-12T10:40:39+09:00
2015-06-12T10:40:39+09:00
tokyomachiya
コンセプト
これからの住宅は、しっかりつくりきちんと手入れしながら
快適に永く住み続けられる事が必要になります。
国でもエネルギー消費の少ない住宅を目指して、
2020年には国のエネルギー基準を下回る住宅をつくる事が出来なくなります。
と云うことは、
今現在建てる家も基準以上の家を建てなくては5年後には既存不適格建築物と評価され、
不動産的な財産価値が大幅に減ってしまいます。
売買しなくても増築や改修をする場合、
手を付けない既存部分を合法的に改修することが求められますので
工事費が増えてしまいます。
国土交通省のデータによると、
次世代省エネ基準を満たす住宅を施工した実績のある工務店は、
全体の43.2%しかありませんから、工務店を選ぶ場合要注意です。
また最近は、近畿大学の岩前教授や慶応義塾大学の伊加賀教授の研究により、
住宅内死亡原因や疾病罹患率に住宅の断熱性能が大きく関わっている事も解明され、
単に光熱費だけの問題では無く健康の問題でも住宅の断熱性能は注目されています。そんな中、
日本で一番厳しいエネルギー消費基準と言われている『LCCM住宅認定基準』があります。
どのくらい厳しいかと云うと、この基準をクリアした住宅は、
日本全国でまだ43棟(2015年5月現在)しか無いというものです。
そしてその内の実に4割17棟がゼロエネドミノ住宅と云うことからも、
木造ドミノ住宅の高性能が実証されます。
認定されている住宅は全てネット上で公開されています。
きちんとした根拠を持たない『なんちゃって高性能住宅』とは違います。
LCCM認定住宅一覧上の認定番号をクリックして1番からご覧ください。
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相羽建設]]>
成長社会から成熟社会へ
http://tokyomachi.exblog.jp/21796448/
2014-01-05T09:13:00+09:00
2014-01-05T13:23:37+09:00
2014-01-05T09:13:29+09:00
tokyomachiya
コンセプト
昨年は豊かな社会をつくる事を考え続けた1年間でした。
たまたま、坂本一成さんや益子義弘さや野沢正光さんのリノベーション工事や
吉村順三さんの改修工事に関わり、吉田五十八さんの解体工事を見学し、
善光寺のまちのリノベーションを見学し、HEADのリノベに参加し、
多くの人と出会い話をして、見えてくるものが沢山ありました。
結果として私たちの暮らしを豊かにするためには、成長から成熟への転換が必要だと感じています
スクラップ&ビルドを続けていたのでは、断片的な欲望に翻弄され、
常に追われているばかりで、豊かさへはたどり着かないように思います。
今ある資源を昇華して行く過程に豊かさが見つかります。
どのような思いでつくられ、どのような暮らしが営まれ、結果としての今があるのか。
そしてこれからどのように使われて行けるのか。
平林寺の言葉では『過去を追うな、未来を願うな』と書かれていたが、
僕は徹底的に過去を検証し、未来につなぐための今を生きて行きたいと考えています。
住宅に関して言うと、既に過去のものとなってしまった成長戦略をベースに
政策が組まれているように感じますが、成熟社会に転換していく事を考えなくてはなりません。
日本社会は経済大国などと言われ浮かれている間に、既に世界経済からは水をあけられ、
人口減少社会は成長を困難にします。
人や地域や時間とのつながりが、私たちの暮らしを豊かにしてくれます。
今年は成熟社会について考える1年になりそうです。
今年も応援よろしくお願いします。
住宅を通した成熟社会を考える一歩として、住宅遺産トラストを覗いてみませんか?
イベント情報は、こちらをクリックしてご覧ください。
お問い合わせは下記よりお願いします。
相羽建設]]>
住宅1次取得者の建築動機
http://tokyomachi.exblog.jp/20919064/
2013-08-30T10:40:00+09:00
2013-08-30T10:46:11+09:00
2013-08-30T10:40:32+09:00
tokyomachiya
コンセプト
<グラフをクリック知ると大きく見易くなります>
ニッセイ基礎研究所の調査データ(複数回答可)によると、
住宅1次取得者の建築動機は、
①従前住宅の狭さ解消 43.6%
②子供の出生・成長・独立 42.1%
③良好な住環境 38.4%
のベスト3が突出していて、
④生活利便性の向上 11.9%
以下を大きく引き離している。
「身の丈に合った小さな家」が良いと言っているが、
住まい手は依然大きな家を求めていて、ただし調達資金の問題があるから
小さな家でもしょうがないかというのが実情の様です。
国が進める高齢者配慮住宅に至っては、
⑩バリアフリーへの対応 1.5%
⑪高齢者介護 0.5%
と最下位になっている。
親と同居をしなくても、いずれ自分達も高齢者になる事を意識していないのか?
つまり長期優良住宅を訴えても
世帯主平均年齢の36.1歳から30年後の66.1歳
くらいのスパンでしか住宅を考えていない。
個人的に私が大切にしている街並みへの配慮については、
⑨街並みへの配慮 1.9%
と惨憺たる状況。
こちらでいくら力説しても、住まい手にとってはどうでも良い事なのか?
確かに最近住宅雑誌に載る住宅を見ても、
特に若い設計者のモノは建物と建物の間の関係を設計しているモノは少ない。
結果として、
大手デベロッパーが計画した団地の道路から子供たちが遊ぶ姿が消えた。
人たちが、政治にも社会にもまちにも関心が薄くなる国って、、、。
豊かさが無いとか、しあわせを感じないとか、良く耳にするが、
それは結局私たち自身の暮らしや行動がそうしているのですね。
イベント情報は、こちらをクリックしてご覧ください。
お問い合わせは下記よりお願いします。
相羽建設]]>
消費税増税前の契約が、あなたにとって本当に有利ですか?
http://tokyomachi.exblog.jp/20817565/
2013-08-05T15:30:00+09:00
2013-08-05T15:37:54+09:00
2013-08-05T15:30:10+09:00
tokyomachiya
コンセプト
しかし、ちょっと待って下さい!
国も給付金やローン減税を用意して需要集中に歯止めをかけています。
しかしどういう訳かこちらの情報は、小さな声でしか伝わらず、
理解していない住まい手も多いようです。
人に拠り年収やローン残額や条件が違うので、
一概には消費増税前と後どちらが有利かということは一概には言えません。
そんな時こちらのシミュレーションで簡単におおよその判断が出来ます。
もっと正確に知りたい方は、相羽建設までお問い合わせください。
ファイナンシャルプランナーが、あなた固有の条件で、
いつ契約するのが有利かという判断の他、家族の生涯プランの計算や
ゼロエネドミノにした場合のと普通の住宅にした場合の光熱費シミュレーションから、
一番有利な方法をご案内させて頂きます。
スマートな生涯計画で、賢く愉しく豊かに暮らしましょう!
国交省のHPから住まいの給付金について、簡単にシミュレーションが出来ます。
住まい給付金簡単シミュレーションはこちらから!
イベント情報は、こちらをクリックしてご覧ください。
お問い合わせは下記よりお願いします。
相羽建設]]>
地域の暮らしを豊かに
http://tokyomachi.exblog.jp/20776690/
2013-07-26T11:27:00+09:00
2013-07-26T11:28:33+09:00
2013-07-26T11:27:38+09:00
tokyomachiya
コンセプト
そして23区と云っても足立区で22%も減少ですか。
大型店舗や総合病院の撤退が、住人の豊かな暮らしの足を引っ張りますね。
このまま放置してゴーストタウンにするのか、
アイディアでゴールドタウンに育てて行くのか?
住民の力が試されるところです。
具体的にどうすれば良いかと云う事に関しては、こちらに答えが。
東京は郊外から消えて行く
地域の暮らしを守る事が地域工務店の仕事だとすれば、
地域工務店は是非読んでおく必要があります。
秋に東京で開催される『地球の会サミット』でも、
著者の三浦展さんに講演して頂きます。
会員以外でもご参加頂ける予定ですので、
地域守りを目指す工務店経営者は、是非ご参加を!
木造ドミノ住宅は、永く住み続けられる家ですから、
将来高齢になって一人暮らしになった時でも、
リノベーションしてシェアハウスの様な形で、
仲間や若い人と暮らす事が出来るように考えられています。
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相羽建設]]>
おかげ様で『あいばこ』1歳のお誕生日
http://tokyomachi.exblog.jp/19290106/
2012-10-20T11:00:00+09:00
2012-10-20T11:08:30+09:00
2012-10-20T11:00:35+09:00
tokyomachiya
コンセプト
3.11以降、ボランティア活動を続ける中で、
地域につながることの大切さを実感しました。
ネットを通じて成長させて頂いた相羽建設ですが、地域工務店として、
地域の人に必要とされる組織にして行くことが必要だと思いました。
地域のの人や店や町とつながる拠点として『あいばこ』は企画されました。
地域に暮らす人たちの利便性を第一に『まちの駅』になる事を願っています。
各種講習会や展示会、家守りの拠点として活動して来ました。
あれから1年、東村山や近隣の人たちに支えられて今日を迎える事が出来ました。
暖かい目で応援して頂いた皆様、ありがとうございます。
今朝は全社員で『あいばこ』の前にある八坂神社に参拝に出かけました。
ずっと地域を守って来た神社が、目の前にあると云うのはありがたいことです。
駐車場をお借りしたり、運営面でも応援して頂きました。
雲ひとつない穏やかな日に、お参りできる幸せを感じました。
八坂神社さんの本殿で、社内安全商売繁盛の祈願をして頂きました。
普段地鎮祭等で屋外でお世話になることは多いのですが、
本殿での参拝も、気持ちが引き締まるものです。
新たな1年を歩きだす勇気を頂きました。
社長を始め全社員で玉串を奉奠して新たな1年への祈念をさせて頂きました。
多くの人とつながり、それぞれの人たちの暮らしを豊かにして行く、
相羽建設の経営理念に従い、これからも活動して行きます。
最後はみんなで記念写真です、はいチーズ!
これからもよろしくお願いします。
今日は午後3時より、『あいばこ』の設計にご尽力頂いた
小泉誠さんと伊礼智さんの『あいばこ対談』が行われます。
あいばこ立ち上げの話やデザインの話、プロダクトの話等々、
いろいろなお話しを伺えると思います。
その後は、あの『伊礼さんの賄い』でお誕生パーティを開きます。
お世話になった方々やスタッフで、愉しいひとときを過ごします。
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