明日24日まで見学会を行っている「学園西町の家」は、典型的な町家形式「うなぎの寝床」。
3方を家に囲まれ、採光を期待できるのは道路に面した南面のみ。通常、OMソーラーは南の屋根面で太陽熱を集熱するから、当然南面の軒が下がる。ところが「うなぎの寝床」の奥まで光を入れようとすると、高い所から採光する必要がある。そこでOMソーラーの裏技
「ハイブリッドコレクター」のお世話になる。太陽高度が高い時は屋根面、低い時は垂直面で主に集熱する。太陽入射角度によっては、反射した分を他の面で拾う事もできる。
見学会の場所は、小平市学園西町。一橋学園駅下車、駅の北側の踏み切りの通りを西に向かって歩いて3分、商店とマンションが混在する歩道が付いた通りを歩くと、右手に「学園西町の家」が姿を現す。今日見学に見えた近所の方たちは「料亭じゃなかったの?」「和菓子屋さんができるのかと思っていた」と言っていた。
炭を塗られた室内は、昨日まで工事をしていたとは思えないほど、臭いがしない。新建材を使っていない事もあるが、炭の悪臭吸着空気浄化効果の成果だ。もちろん床下には、いつも通り炭を塗ってOM空気を浄化している。
OMソーラーの裏技を見に行こう!
ラストスパートに入ったOMソーラー住宅の見学会。
OMソーラーらしい工夫の数々を体感してみよう。
今後の予定は
4月23・24日小平市:小さな小さな「うなぎの寝床」の東京町家
4月29日横浜市青葉区:混構造地下室付の大きな大きな家
5月22日新宿:「東京町家」勉強会
ブログランキングに参加しています。ブログランキングクリック↑して東京町家の応援をお願いします。
東京町家のホームページも、是非ご覧ください。